サマリアミッションとは

ある旅人がエルサレムからエリコに向う道中で、強盗に襲われて、身ぐるみはがされ、暴行を受け、その場で?を流し、半死半生となって倒れていた。

そこに身分のある裕福な者が近づいて来たが、関わりたくなく、助けることもなく、帳り過ぎてしまった。

しかし、そこにユダヤ人から嫌悪されていたサマリア人が帳り掛かり、慌てて抱き寄せ、持っていたオリーブ油とぶどう酒で傷口を消毒し、自分が乗っていた家畜に乗せて町に行き、宿屋を探し、宿屋の主人に世話を頼み、治療費まで支払った。

人はだれでも一人の人間であり、人間としての人生を歩む権利があり、他者と関わることになっても、人の生命、財産、名誉、自由を侵してはならないのです。

良きサマリア人の志を継承し、国家、行政、社会、家族の手の届かない、苦しみの中にある人々に、人格と知識と財力で忍耐を以て、救済する為にサマリアミッションが誕生しました。